2013年12月30日月曜日

一年間ありがとうございました。

2013年が、終わろうとしています。

全速力で走った一年、そして念願だったスタッフも採用できて。
売り上げはまさに前年の倍に。本当に忙しくて、有り難いばかりだった。

昨年は工場の引っ越しがあって、家賃も倍になり、本当に不安だった。
そして今年は、Bacanaとの併合で工場シェア体制を解消、Bacana原弘治を工場長として招き入れることに。
これで家賃はさらに倍に、支払い給与は倍以上になるので、不安は去年どころではないけれど。

だけど優秀な作り手が工場を守ってくれるので、僕はどんどん外に出て行ける。工場は身分に合わない程大きいし、隣を倉庫として借りているし、生産能力は相当だ。
とても大きな可能性を持っていると思う。
僕がどんなに仕事を獲得しても、工場は作ってくれるだろう。もちろん僕も工場で製作をするけれど。

春から加入した日下は、本当に素晴らしい人材だった。
まじめで堅実、コツコツと辛抱しながら努力を積み重ねる事ができる。
人柄もまた良くて、今年一年僕を支えてくれた。

そして今年もお客さまに恵まれた。
とても幸せな一年でした。


さて来年。
莫大な労力を投入してホームページを刷新した。
2月、3月に展示会も。
来年はもっと早く走ることになりそうだ。

みなさま、今年一年間本当にありがとうございました。






2013年12月27日金曜日

IFDA試作参加

もはや年末。
来年の展示会準備もあって猛烈な忙しさと資金難に喘ぎながらも。

来年はIFDA 国際家具デザインフェア旭川の年。苦難の年である。


実は今回は応募も出来ずに情けなくも棄権した僕だけど。
旭川の志ある作り手たちにとっては、しかしこれからが勝負なのだ。

応募総数で900点弱あったのだろうか、一次審査を通過した30数点の作品。
一次審査は平面での審査だが、二次は実物審査。自分で製作できないデザイナーは、その試作を旭川のメーカーが肩代わりするという仕組みなのだ。

先日がその試作検討会、家具組合加盟企業で意欲のある10数社が参加。
わずか10数社とも言える。全て10名以上の規模の会社である。
わずか3名の企業なんてうちだけである。ちなみに前回は組合にも入っていないし、まだ一人だった。


試作にはいちおう予算はつくのだが。
20万程度では話にならない。

審査通過作品で簡単なものなんて無いし、展示会では業界人にじっくり隅々まで見られるし、下手な物を作ったら旭川家具をおとしめる事になる。


検討会は、なんとも言えない空気ではある。
まず一通り試作依頼のあった作品の説明が。
新しい作品が映し出されるたびに歓声とも呻き声ともが漏れる。

それは自分も同じ事。
挑戦したい気はもちろんあるが、待ち受ける困難は想像するまでもなく、その直接的な対価は得られない。
吐き気がする。やってはみたいが、食っていけるのか。


いよいよ選定。というよりは早い者勝ち的な発想。
残ったやつはヤバいと思いながら、声が出ない。
かと言ってどうせやるなら難しいものをとも思うし。
いや、無理だろ、気配を消そう。

という時に、「これ木村君どう??」

「手ぶらで帰らせてください」

案の定ブーイング。

「○○番やらせてください!」
ということで、結局担当することに。



悲痛な会議ではある。
どの会社も、本当に大変なのだ。余裕のある家具屋なんてどこにも無いのだから。
それも、作れるか分からないものを作るのだ。

押し付け合い的なところは確かにある。

でもみんな会議に来ているのだ。

どう考えたって大変な作品群を前に、しかし皆の顔は笑顔でもある。
そして今回特に思ったのは、各メーカーが担当するでろう若いスタッフを連れて来ている事だ。
そして誇らしい事の一つは、やはり僕の古巣は挑戦する事だ。
経験した事があるような椅子にはあえて名乗りを上げず、違うものに挑戦する。
そしてもしもやり手がいなければ、やってもいいよという姿勢。

苦しい事嫌な事は沢山あったが、しかし良いところで経験させてもらえたと思える。

各社事情はあると思うが、会議に来ない会社は逃げたことと同じだ。
わずか2、3人のうちでもやろうというのに、残念に、寂しく思う。

そのぶん、共に挑戦する他の会社には本当に敬意を抱く。



さあ、何にしても。
わずか数ヶ月の後には、あのリストの作品が形になって並ぶのだ。
現場ではまさに苦難と試練が続くだろう。
おそらく各社に散らばる仲間たち、友人知人も多くが関わる事になるはずだ。

僕の担当するものも容易ではない。

何だか毎年そうだけど、来年も挑戦の年になる。



2013年12月14日土曜日

頭がいっぱい

本当に久しぶりに、ホームページを更新した。
履歴を見たらなんと、16ヶ月間更新無し。ほんのちょっとな感じだったけど、もうそんなに過ぎていたのだなと。

そう、パソコンの調子が悪くて。どうせならMacにしようと思って。
仕事が少し落ち着いてからなんて思ってて。

パソコンが変わるから、ホームページ作成ソフトも替えないとってなって。
やっとパソコンをMacに移行したら、またまたいろいろ分からない事だらけで。

そんなこんなで16ヶ月。

でも来年2月の茅ヶ崎での個展までにホームページを再構築しなければ。
先週大きく体調を崩した事もあって、もう僕はしばらく事務作業を。

考える事、分からない事たくさん。
何にも進まないのに、日々はどんどん過ぎて。

がんばろう。

2013年12月9日月曜日

Dal Cuore AVボード

なぜかまだアップしていなかった製品が。
しかもずいぶん気に入っている製品なのに。

ハイエンドシリーズDal CuoreのAVボード。































配線をしやすくするため、軽快感を出すために背板を無くし。

引き手は特注で製作してもらっているオリジナルの真鍮金具。
本体は全て無垢材、片側から天板、反対の側まで木目が通っている。

引き戸はとても繊細に納めているため、無垢では伸縮が心配なのでツキ板張り(厚単板)。閉めるとやはり木目は通っている。

アジャスターも真鍮。


面の取り方や引き戸の納まりは非常に繊細。
シンプルな形状だが。手間と神経を使う。

類似の製品は多いけど。
簡単に作るためのシンプルが多い。

シンプルで複雑、かっちり作る。僕の好みだ。




2013年11月26日火曜日

結婚10周年

11月23日で、僕ら夫婦は結婚10周年だった。


その記念に。



リングをオーダー。
昨年、SYMBIOSISでの展示会でお世話になったAI KOMORI に依頼して。

自分たちのために製作してもらうということ。
札幌に何度か通って、打ち合わせをして。デザインを起こしてもらって、サイズ合わせをして。そんな過程もとても楽しくて。

出来合いのものをただ手に入れる以上の素敵な思い出に。
製作して頂いた小森さんもとても素敵で。
全ての人にお勧めしたい。



そして、一日早いけれど22日には記念ディナーを。

今年、沢山の家具を納入させて頂いた中富良野のオーベルジュ erba stella で。



渾身の設計のDal Cuore で食事を。

ディナーが、もう本当に感動的なほどにおいしくて。
旬の野菜を使用した「やさいイタリアン」というコース。

テーブルがわずか3卓で、普段は宿泊メインなのでディナーのみは冬期だけだけど。
だから宿泊も3組限定。非常に濃度の濃いサービスを提供したいというオーナーの気持ちだと思う。
だからとてもおいしくて、幸せな気分に。食事でこんなに幸せな気分になれるなんて。






そう、あっという間に結婚して10年が。
23歳で結婚して。
28で双子がまれて、29の誕生日に退職願を書いて。
30になる歳の春に開業して。

妻には経理をお願いしている。
その為に彼女は簿記を勉強して、資格も取って。
じゃあその資格を活かしてみようと言い出して会計事務所に勤めて。

毎朝お弁当を作ってくれて。僕とスタッフの日下くんの二人分を。


だから僕は仕事を頑張れるんだ。

2013年11月21日木曜日

仕事たくさん

くたびれたぜ。

同業から頂いた仕事、年末に向けてどこも忙しくて、応援の依頼で。
有難い事、でも納期も厳しいので。

自分の仕事じゃまだまだ考えられない程の数だから。
作ることは、作るだけなら少なくとも誰かが作れるものなら何でも作れると思うけど。

よくこれだけ売れるものだと感心する。
潔いくらいシンプルでカッコ良いけれど、なかなか一般家庭で使うには提案が通らないもの。


ただただ感心してしまう。















そういえば、出てきた写真。
テーブル THREEの脚。簡単そうに見えるだろうか、とても難しい。

2013年11月11日月曜日

もう大変

例の椅子です。





圧締の道具も数に限りが。
だから一度には出来ずに、2時間おきくらいに。

10脚分だから、20本分。
コの字型を二枚積層しなくてはいけないから、コの字は40枚。

急いだって、早くできるはずがない。




試しに削ったもの。この部材のために。







R定規って、ものすごく高価だから。
図面も自分で作成しなくてはいけないのだが、測定のためにも何本も定規を作って。



椅子一脚分のための型。これだけ必要な椅子はそんなにない。
時間がかかるわけだ。

念のため。
型は全部、手描きで書いてバンドソーで切って、手研磨で形を整える。
単純RだけはCADでプリントアウトして、それを貼るけれど。

膨大な手間がここに、そして椅子作りの真髄もここに。





型をもとに作った治具の数々。
悩み抜いて、工夫を凝らした治具も。
出来上がった椅子には全く見えてこない副資材の数々。

まさか数時間でできるはずがない。

これが椅子作りなのだ。
本当に利益を出すのは難しい。

ちなみに、普通の箱モノならばほとんど治具を製作する必要はない。



じゃあなんで椅子を作るのか。

それは、ただ椅子が好きだから。

椅子を作らない家具屋になりたくないし、作らないは作れないとほとんど同じ。
相談されたら逃げたくない。

そう、やっぱり、やせ我慢なところはあるけどね。





2013年11月5日火曜日

やりたいことだらけ

あの椅子、ようやくここまで。





図面を起こすところから始めて。

本当に苦しかった。
もう逃げ出したいくらい、難しくて、進まなくて。思っていた予定を遥かに越えてしまって、お客さんには迷惑を掛け続けている。
電話が鳴るのが怖くて、納期遅延が申し訳なくて。

それもようやくここまで来れた。

次は張り屋さんの番だ。
張り屋さんも苦労することは間違いないが。

僕がやってみたいばかりに、NCマンにも張り屋さんにも大変な負担をお願いしたが。


ここまで来たら。
余計に時間がかかってしまうけど、この一脚をちゃんと仕上げて。
木部製作も、やはり一度作ってみることが大事だ。
それは張り屋さんも同じ。

この試作の製作代がどうなるとかは考えないようにして、もう良いものを作る以外に道は無い。


さあ、この後追いかけて10脚製作、追加をもらえるだろうか。
いずれにしても、もはや利益どころの製作日数ではない。









新たなプロジェクトにも関わるかもしれない。
どうなるかわからないけれど、楽しみになってきてはいる。




その他にも、年末に近づいて業界はずいぶん混みだしたようだ。
有難い事に、製作協力の依頼があちこちから。

基本的にGCWは、ユーザーへの直販をメインにしているが、業者からの依頼も受けている。
外部のプロの考えた図面をもとに製作することは、重要な経験になる。
自分達のスキルアップのためにも必要な事だと考えている。

そもそも同業の先輩企業から依頼を受けること自体光栄なことだ。
旭川を代表するような会社だったり、日本有数のブランドからだったり。


もう、全部やりたい。
仕事が楽し過ぎて、体力が続けばずっと仕事をしていたい。


2013年10月31日木曜日

結果

夏に開催された「北海道の木の椅子 100人100脚展」のアンケートの集計結果を頂いた。

膨大な回答を集計して頂いた事に感謝である。


そのアンケートの質問 「欲しい作品は」。


その集計を、完全なデータとして提出して頂いたのだ。
全ての作品の得数とコメント、得数の順を1番から100番まで、非常に明快に。

全く。苦しい。正確に残酷に。
全て知ることは、本当に苦しいものだ。

僕はいつだって上位一割を目標にしているけれど。
それでも多くの方に支持して頂いたことに嬉しさも感じているけれど。




12年前、2001年9月。
技能五輪、国際大会。韓国で。
国内の大会での優勝を受けて進出。
日の丸付けて、町長市長から順に最後は総理大臣、皇太子まで表敬訪問を重ねて。

二十歳のころの全てを費やして臨んだ。

もう何人中の何位だったかも覚えていない。一番したから二番目だった。

採点基準、各部門の点数と、それの得点、そして総得点、総合順位が全員分発表される。
優勝者から順番に最後まで、全く明確に並べられるのだ。

競技が終了した瞬間からわかっていたけど。
改めて残酷な結果を突きつけられた時の苦しさは、表現なんてできない。

挫折。



思い出すなぁ。トラウマだ。



本気で取り組むからこそ落ち込むもの。
その結果を逃げずにしっかりと受け止めて、だけども落ち込む自分を許容して。



さあ、また椅子を設計しよう。


2013年10月30日水曜日

コーナーソファ

クッション部分の製作が、木部完成後に合わせながらしたいと言うことで遅れていたコーナーソファ。

待ち焦がれていた甲斐あって。




本当に苦労して設計した分、嬉しくなる。

背のクッションはL字に縫製している。
座と背のツートンカラーも絶妙。69色の中からクライアントが選んだのだ。












数日前のブログで掲載したとおり、アームレスソファと並べて使用する。

座はマイナス2度の傾斜を。二方向に傾斜するから、コーナー部分の奥の納まりをどのようにするか、非常に悩んだ事は述べたけど。
だから世の中のコーナーソファはほとんど座の角度は水平だ。

座のクッションの下はラダー状。そこに苦労と工夫が凝縮している。
解決させて見れば、とても簡単な事だったのだけれど。

せっかくなので、同業の皆さまにも悩んでもらいたいので伏せておきます。



それにしても見積もりを失敗。
とても苦労したのだけど。椅子張り屋さんの請求もコワい。



しかし楽しいな、家具作り。



2013年10月29日火曜日

覚悟

先日、旭川家具工業協同組合の大きな会議があり。

そのあとの懇親会で、新規加入の所信表明をさせていただいた。
加入にあたっては、匠工芸の桑原社長とメーベルトーコーの笠折社長に推薦状を頂いた。

桑原社長には、勤めていた時に組合の椅子部会に出席させてもらっていた時から特にお世話になっていた。
桑原社長は、前職場を退職後に退職の報告に伺った際、笑顔で怒られた事が思い出だ。
独立後、家具センターに製品を展示させていただけるようお願いした時も、とても力強く応援して頂いた。
笠折社長には、2006年か7年に会社からケルンメッセに視察に行かせて頂いた時、滞在先のホテルを相部屋にさせていただいて以来、お世話になっている。


そして伝統ある旭川家具の皆さまに暖かく迎えて頂いたことがとても嬉しい。


たしか25歳の時、「旭川家具産業の歴史」という本を読み、その淡々として面白くない本を読み進めながら涙が出た時から、僕は強烈な旭川家具の推進者である。
組合には必ず加盟して、旭川家具のブランドの真ん中で活動したいと思っていたから、創業から3年半、待望していた。



「ひとつも不安に思っちゃダメなんだぞ、全部出来る出来ないことなんか何も無いと思ってひたすら前に進むんだぞ!すぐ後ろはもう崖だからな」




また、まだ時期は調整中ではあるが。
Bacanaとの工場の共同運営、工場シェアを特色の一つとしていた我々だが、その体制を解消する事に。
Bacanaはその活動を大幅に縮小し、改めて原弘治氏をGAUZY CALM WORKSの工場の責任者として招聘することに。
GCWの直販部門を伸ばそうと大きな決断をしてもらった。
今後僕はフロントマンとしての営業の割合を強め、生産を原くんに守ってもらうという体制で走ることに。

その報告もこの機会にさせていただいた。


旭川という地方都市で積み重ねられたものづくりの歴史を引き継いていくことに誇りを持ちながら、突き進んでいきたい。

2013年10月23日水曜日

キッチンパーテーション キッチンシェルフ

7月1日納品。
キッチンパーテーション。









水に強いように、内側はメラミンで。
ということは、色で遊べるということ。
クライアントに提案したところ、即決で青を。僕のイメージもまさに青。

そのパーテーションにお箸とスプーンなどの収納も。









キッチンシェルフ。ポリ合板、付け面のみ無垢材。
電気製品の寸法を測って。
3連になっていて組み換え可能。
炊飯器のところのみスライド棚。

スライドさせた時にひっくりかえらないような工夫も。



まさに特注というような仕事を。
ピッタリに製作したとはいえ、納品の時はちゃんと入るかドキドキしたりして。



追加でダイニングテーブルのオーダーも頂き、現在製作準備中。

楽しみだ。

2013年10月19日土曜日

冬支度

長い冬、雪の季節はすぐそこだ。
その前に、いろいろと準備が。

その一つが、屋根の補修。
昨冬はスガモリでひどい目にあっているし、夏の夕立で恐ろしいほどの雨漏りもした。

大家さんとの交渉で、渋る大家さんに「塗るのは僕らでやるからペンキは買って」がそのとおりになって。しばらく前にペンキを買ってくれていたのだが。
忙しいのとやりたくないのでずるずるしていたが、いよいよタイムリミットが近づいて。

もう晴れる暖かい日もきっとわずか、とうとうやらなくてはと、、、。





まず、この安心感のあるはしごで大家さんの倉庫に登り。





奥に見えるこれまた頼もしいはしごでさらに上、工場の屋根へ。



シーリングうってみたり、アルミテープ貼ってみたり。



ペンキをローラーでころころと。
軒先ぎりぎり、コワいコワい。





隣を見れば、あらら大家さん。
そっちの棟はもとのわれわれの工場。半分で仕切っていた反対側も家具屋さん。

なんだよ、大家さん、塗れるんじゃないか、こっちも塗ってくれよ。




「大家さん、大変だね。この屋根いつ塗ったの?」

「んー、忘れたわ。10年前くらいか??」

「もうずいぶん傷んでるよ!」

「もう年とって手入れできないから、お前ら来るの待ってたんだわ、若いヤツらペンキ塗ってくれるから!」

「いやいや、待ってるうちに年取ったんでしょ!」




「お前ら違う、二列づつ塗れ、下から上にだー。ひだのとこは刷毛で塗ってよ、そしたらローラーだー!刷毛は貸してやるからよー」



うるせぇなぁ。




でも僕は大家さん大好きで。
普段からなんだかんだ面倒見てくれて、業界の昔話は面白くて。

大家さん、たぶん75歳くらいか、ずっと元気でいて欲しい。

2013年10月17日木曜日

H-SOFA 3P

好評をいただいているH-SOFAの3シーターを。







製作は圧倒的に2Pが多いが。3人掛けになって幅広になると、豪華さが増す。

基本的には2Pと同じだが、一度に3人座る事をふまえて補強している。
前幕板を5ミリ広くして、内側に鉄板を仕込んでいる。


さて、ツートンカラーのシーティングの評判はとても良いが。
しかし単色の潔い美しさも。

カバーリングタイプなので、替えのカバーを購入頂けば季節や気分で衣替えを。
部屋に占める面積が大きいので、カラーを変えることによって部屋の印象は大きく変えることができる。

ファブリックは全70色程度。組み合わせは無限だ。



納品は実は7月。
暑かった今年、凍える今となっては懐かしい。