2012年5月31日木曜日

革のショップカード入れ

友人が作ってくれた。






ショップカード入れ。

カードは販促のチャンスを絶えず求めているから、いつも持ち歩いている。



写真が下手で申し訳ないが、この革の質感の素晴らしさが伝わるだろうか。
普段は別の仕事をしている彼が、こだわり抜いて仕入れた素材だ。なんと個人輸入だとか。

裏地も僕好みにしてくれて。


このカード入れももちろんだが、製作してくれた彼も僕の自慢の友人だ。


楽しいな、ものづくり。

2012年5月30日水曜日

テーブルのリメイク

テーブルのリメイクの依頼を受けて。





もともとは量販店のテーブル。
格子状の枠組みにガラスを載せた天板。

脚組みはまだまだ使えそうだし、愛着もあるから使い続けたいが、ガラスの天板を変えたいとのご要望で。

材種のサンプルを持ってご自宅で打ち合わせを。


数種の材で悩みながら、しっかりと選んで頂いた。



モノを大事に使い続けたいというご夫婦だから、この天板も丁寧に使い続けて頂けると確信できる。

チェリーのこの天板にとっても、とてもシアワセな事だと思う。

2012年5月27日日曜日

納品たくさん

二日間で3件の納品があって。


まずは、ブログでもアップしていた姿見。
双子の男の子のいるご家庭。双子と聞くと特に親しみを感じてしまう。

正直、完全に見積もりを失敗してしまったのだが、ずっと残す商品にしたいとの思いもあって気合い充分で取り組んだ。

全力で取り組んで、自分で満足できる出来で、そしてお客さんが喜んでくれたからとてもシアワセ。



次はスツールを3脚。
生まれたばかりのお子さんがいるので、撮影は控えたので写真はないけど。

真剣にモノをみて検討してくれるご夫婦だったので、むしろ展示場での即決をお断りして、新築の新しい住まいに移られてから、サンプルを持参して実際にインテリアに合わせてみながら検討しましょうと提案させて頂いた経緯もあり。
このようなサービスを提供できることも、地元旭川の利点である。

それにしてもすごい住宅だった。
センスの良いこだわりのある方に選んでもらったことが嬉しい。




そしてセンターテーブル。




こちらもチェリー。

床も無垢フローリングのオイル仕上げで、とても気持ちの良いリビングに。


2012年5月22日火曜日

チェリーの姿見

鏡が届いたので仕込みを。
そして撮影。






チェリーだと、やはり優しい柔らかい雰囲気に。
ナラだともっと堅い力強い雰囲気になるはずだ。


今回は、どうしてもと発注して頂いた。
この機会に僕のオリジナルとして残すことに。





最近、久しぶりに全国区のメディアからの取材を受けた。
旭川で活動しているからこそ、いろいろな人の厚意があるからこそ、機会に恵まれるのだろう。

しかし、だからこそ、僕は個人事業だけど、個人じゃない。旭川家具の一員であり、今後も旭川家具というブランドに貢献していきたい。

2012年5月19日土曜日

レジ兼デスク   ソファ設計

来週オープンのクラフトショップのレジ兼デスクの製作を。


設置は週明けに。まだ塗装が2工程残っているし。

これは僕のオフィスデスクの寸法、樹種違い。




そしてソファの設計を。


以前製作したソファと同じ形状で。
今回はうちのオリジナルとして残すため、寸法関係の見直しを。

何度も動かしては座って確認して。それを繰り返して。

2012年5月18日金曜日

姿見製作中





設計にしても、製作にしても。

簡単をしっかりやるって、結構大変。



だからあまり世の中に無いのかもね。

2012年5月15日火曜日

姿見

姿見の設計、製作。

つまり額縁に鏡を仕込むということ。


額の設計って、じつはとても難しい。
幅を何ミリにするか、面取りをどうするか。



何個も実寸で試作して検討。





仮組みして検討。

工場には縦軸がないから、昇降盤とルータを駆使。割と危険な加工。

さて、仕上げが大変だが。
明日には終わらせたい。

2012年5月12日土曜日

千客万来

この数日、沢山の友人知人が訪ねて来てくれて。

人が来てくれることが嬉しくて、少しでももてなしたくて、ささやかだけども事務所に歓談スペースも設けている。



人好き話好きな僕はとても嬉しいのだが。

あっという間に数時間も話込んでしまうことも。
心の弱い僕は、ついつい話が楽しくて自分のやるべき作業を続けられない傾向がある。


応援してくれている(であろう)友人諸君、BACANAさんと共にオープンファクトリーとして開放している土曜日にぜひともお越しいただきたくお願いしたい。






自分が動いた分しか収入にならない僕。
作業をやれる時に進めて。3,4時間休憩しないことも。




今日の旭川は最高気温も一ケタで。

スツールを製作中。
センスの良い、家具好きなクライアント。新築の住宅がとてもかっこよくて。

僕の家具もインテリアの一部に選んで頂いたことが嬉しい。
納品に伺うのが楽しみだ。

2012年5月9日水曜日

ナラ無垢材 丸座卓

旭川 K邸に座卓を納品した。








丸の座卓。
マーケットに多いものは、面取りもヌルっとまんまるな重厚なもの。
GCWはいつものように軽快を心がける。

設計当初は脚はもっと細くシェイプしていたが、お客さんのご意見でもう少し太く。
どうやらこの方が良かったようだ。


とても喜んで頂いた。

今回も北海道のナラ材。力強い節あり、ワイルドオークを使用。
大きな節は、もともと水分を多く含んでいるため、製材にするとだいたい割れが入っている。

全然嫌ではないけど、穴が空いているほどとは思わなかったな、との声も。

多くの木工業者は、節を樹脂で埋めるかもしれない。

僕は、無垢の天板に異物を埋め込みたくはない。そして、決して綺麗とは言えない仕上がりになることが多いのだ。だからあえて、節を節としてありのままに表現している。

手を抜くためではない。事実、節や割れに対して、小さく切ったサンドペーパーで全部の淵をクリーニングしている。
そしてオイルもたっぷりと流しこむため、拭き取りも余計に手間がかかる。
大変な手間で、樹脂を詰め込んで真っ平らに削った方が楽だと思う。


ほとんど世の中に出ていない木材表現だから、最初に見ると戸惑うのかもしれない。


だけど、自信がある。
見なれたら、もう普通の材では満足できないと思う。それだけ魅力のある材だ。









今日はもう一軒の納品。


旭川、北邦野草園。
掲示板に、特大のコルクボードを。

嵐山の自然と、故郷の山側茅ケ崎がなんとなく似ていて。
岡とか山が好きなんだな、やっぱり。

こんなところに住みたいと思ってしまった。

2012年5月8日火曜日

受注

現在、ほとんど業者からの依頼は受けていなくて、個人のお客さんから直接オーダーを頂いて生計を立てている。それも多くは北海道内。
独立当初からの、ユーザーと直接、そして地元重視という想いは実現できていると言える。

どうやってお客さんを見つけているのとよく聞かれるが。
どちらかというと、お客さんに見つけてもらっているという感覚。

木製の家具自体は、市況が冷めているとは言われているが、需要はとても大きく存在していると確信している。
その大部分が、廉価で粗悪な量産品を求めているとはいえ、天然木で作りの良い、多少高価でもそういう家具を探している人は沢山いるのだ。

広告を打つということは、つまりその広告料をお客さんに負担してもらうということ。
どうしても高価になってしまう国産のオーダー家具ではあるが、少しでも価格を抑えて提供できるように、売るために経費をかけないようにしている。だから、広告も出していない。













3月の展示会に間に合わなかった新作の製作中。



キャビネット。
箱モノの受注を増やしたい。

脚を作ったら塗装。完成が楽しみだ。

2012年5月7日月曜日

始動

GWも終わり。

正月以来だし、決心をして赤印は休むことにした。
あちこち行って、ゆっくりして、友人の家でご飯食べたり。

双子の娘たち。
トコトコ走り回って、泣いたり笑ったり拗ねたり。

可愛いな。

毎日もっと時間を共にしたいけど。


打ち合わせ、見積もり、設計、製作、塗装、梱包、納品、広報、集金、支払、、、、。

まあ、時間が無いのは仕方がないか。



そろそろ一緒に働くスタッフが欲しい、、、。







苦戦した座卓の塗装中。