2011年3月31日木曜日

支払い

月末は、業者さんへの支払い日。

請求書の通りにお金を用意しておく。ほとんどの会社が集金に来てくれる。

今月は相当やったけど、業者取引も多くて未入金が多く、すこし苦しかったけども無事済んだ。




これはオイル2回目。
ツヤ有りのオイル使ったから、かなりピカピカ。
こっちは脚回り。脚はノックダウン、取り外し式。
輸送でかさばるし、壊されやすいし、がっちり締まるしだからこの構造はかなりおススメ。

ちなみにあの赤いのは、この前お亡くなりになったダルマに代わって新人のダルマが入荷したところ。



これは今日製作した台。
木目が通ってカッコいい。これについては後日アップします。

ちなみに昨日は3時ころまで作業してて今日納めるものを仕上げて、今日は少しのんびり気分で天気も良く。原くんは助っ人でよそに出向してて、工場には僕一人。

で、これの木端をしゃがんで研磨してるときに、たぶん気を失うように寝たんだろね。
集金に来た金物屋さんが驚いて起こしてくれた。倒れてると思ったそうで。

心配かけて申し訳ないです。
そして少し恥ずかしい、、、。

そんなに無理してる気はないんだけどな。

2011年3月28日月曜日

丸座卓

ウォールナットの座卓を25日に出荷した。


直径800ミリ。

材も美しい。

余計なことは何もせず。


自分の家にもウォールナットは無いから、なんだかウラヤマシイ。

2011年3月27日日曜日

切腹

僕らは、接着剤は箱で買うのが一般的。

中身は20キロ。


これをノリツボに入れる。

ダルマ。
なんでこの絵なのかとか、いろいろ謎。でも家具屋ならきっとみんな知ってるし使っている。

で、だいたいこの絵のところが破けて使えなくなる。

ということで、ダルマ一匹戦死です。

2011年3月25日金曜日

子どもいす 出荷

さて、デザイナーから依頼を受けていたこどもいす。

無事に仕上がり、本日出荷。

並べてみるとカワイイ。


保育園用だから、もちろんスタッキング。


子どもたちに木の温もりを!

2011年3月24日木曜日

平面×立体 2 展

辻有希さんから個展の案内をもらった。


4月5日から10日まで。
札幌市中央区南9条西6丁目1-36 ギャラリー創にて。

企業に属しながら活発に個人活動するエネルギーがすごい。
自分も頑張らないとと刺激をうける。





さて、作業は。
ウォールナットの座卓。

幕板を入れないので、反り止めの金具を仕込む。

ハンドルータで溝切り。


そして金物の厚み分のしゃくり。


角は刃物のカタチに残るから、手のみで仕上げ。


反り止め金具。


納まりましたと。


最後に型をあてて円形に。
センターに穴をあけてピンを立て、ルーターで回してもいいけども、真ん中に穴が開くのが嫌なので、わざわざ型出ししてからの作業。


キレイに丸くなった。

ところでこの刃物の出方、危険を感じるぜ。

2011年3月23日水曜日

こどもいすの仕上げ

こどもいすの仕上げ。

組み立て後の仕上げ。



はみ出したのり取り。
ノミでさっと取ると早くて良い。

これはもう昨日で、今日はオイルの2回目。明日はワックスで明後日出荷予定。
なんとか今月中に納品できそうだ。

2011年3月22日火曜日

木好(モッコー)サミット

木好(モッコー)サミットと称して、家具作りを中心に一晩語り合おう!という企画。

当別町の家具工房「旅する木」にて開催。
2011.4.9(土)~10(日) 13時集合。

詳しくは
http://www.tabisuruki.com/ivent-summit.html

参加希望や興味のある方、お問い合わせは旅する木、もしくはGAUZY CALM WORKSへ!

木工関係者だけではなく、いろいろな人達との新しい交流ができたらと思っています、ぜひご参加ください!

2011年3月20日日曜日

こどもいす

子どもいす製作中。

L字に組んだ部材。


座板と組み立て。

見にくいけど。


はみ出たのりを削いでるところ。
この150ミリのスケールが使いやすい。ちなみにこれはのり&パテ用にしていて、先を若干研いである。


こんなふうに、椅子組みはのりがはみ出るくらいにつける。のりがはみ出てくるってことは、接着面全体にのりがまわったってこと。椅子は強度が大事だから、しっかりのりをつけないと。

箱組みの時は、のりを出さないようにすることが多い。必要以上に強度はいらないし、のりが邪魔して仕上がりが悪くなってしまうのだ。




あとは後ろ脚と背。明日じゃ終わらないかな。夕方用事あるし。

保育園の椅子

相模大野の保育園に納めるという、子どもいすを10脚製作中。
いろいろあって、やはり月内納品ということで少しキビシイ納期。

でも、新入生に使ってもらうためにも頑張らねば。

実は以前勤めていた時に製作したものなのだ。
任せてくれたデザイナーと、僕が受けることを認めてくれた前の会社のためにもしっかりと製作しようと気持ちが入る。

ということで、板はぎまでしたウォールナットの丸テーブルの製作は一時ストップ。
矧いだ天板の接着剤の水分が飛ぶように、少しでも長く養生したほうがいいので都合が良い。


今月はあとテーブルをもう一枚仕上げたい。

BACANAさんも仕事殺到でヘルプもしたいし、がんばりどころだ。
カレンダーは赤印だけども関係なし。ただ、妻と子供たちにはなんだか申し訳ない気持ちになるけれど。

2011年3月18日金曜日

昨日 納品

昨日、取り付け。

無事納まった。

詳しくは後日、報告します。お楽しみに。

2011年3月16日水曜日

明日、取り付け

明日、旭川市内の取り付け。



玄関収納。その細部。
特になんでもない、そんなところに美しさを感じたりする。

明日が楽しみだ。

2011年3月15日火曜日

明日、出荷

塗装も終わり、明日、出荷。

ウォールナットのオープンシェルフ。

天板は無垢3枚はぎ。本体はツキ板。

実はうちの工場の大家さんは化粧合板屋さん。
大家さんも、今ならいいものだぞと言っていた。あちこちで聞くけど、とにかく材料枯渇なのだ。どんどん幅も狭いものばかりになってきている。

ちなみに、僕はまだ大家さんから買ったことはない。

棚は可動式。
オイル仕上げ。

僕の写真も下手だからなかなか伝わらないかもしれないけど、すごい存在感をだしている。
やはり天然木のパワーなのか。

バックを抜いているので、このサイズの割には軽やかに感じる。しかし、バックが無い分どうしても強度は落ちてしまうから、本を入れたまま引きずって移動なんてしたら心配。


それにしても素晴らしい。僕もウォールナット大好きなのに、自宅にはほとんどない。
お客さんがうらやましくすら思う。

さて、こんなに愛情がついた家具も、明日出荷。友人がお客さん宅まで運んでくれるのだ。長く丁寧に使ってくれたら、僕も、きっと材料も喜ぶ。よろしくお願いします。

2011年3月9日水曜日

ブックシェルフ

本棚の注文が。

ウォールナットのブックシェルフ。どうやら子ども用で、絵本を入れるそうで。
ウラヤマシイかぎりです。

でも、変に子ども向けにしないので、ずっと長く使ってもらえると思う。


さて、本体は合板。
そのツキ板。一般的には、3尺×9尺の板で買うのだが、今回は注文した時に資材屋さんが提案してくれ、幅広いツキ板あるからカットした下地に一枚づつ貼ってくれた。
普通はカット寸法で貼ってもらうと割高なのだが、今回は逆に、一枚だけで貼るので、はぎ合わせの手間が省けるのだそう。
一枚もののキレイな木で、お客さんも喜ぶと思う。



天板は無垢3枚はぎ。
シラタは裏にまわして。


そう、合板の木口は、今回は無垢の挽き板。 厚み3ミリ。色見を合わせたいから、一本の木から割り出していく。

そして厚みを決めて接着。

さあ、がんばろう、明日には形にしたい。

というかしないと次の仕事がキビシイぜ。

2011年3月7日月曜日

木口テープ

そういえば、合板の木口について。


フラッシュなどの合板は、断面に芯が見えるため化粧しなければいけない。


そこでこんなこんな物も。

天然木を薄くスライスしたものをテープ状にした物。


それを接着剤を付けて貼りつける。


ローラーで押さえて。


余分をカット。
この道具は、2枚の木でカッターの刃を挟んで固定しているもの。

あちこちの会社を見学して歩いたが、ほとんどの職人が同じようなものを手作りして使っている。


後はサンドペーパーで面を取る。



中にはこのテープは安っぽいと言って嫌う人もいるのだが。

しかし僕は使う場所によっては素晴らしいとも思っている。
無垢材の挽き板を貼るならば、3ミリが一般的だが、その3ミリの厚みが見えるのが嫌なのだ。
扉などならば、額縁みたいにぐるっと3ミリの線が回って見えてしまうのだ。

あとはやはり、作業性が良いということも利点。

そして厚さ3ミリ挽き板は歩留まりが悪すぎる。鋸身が3ミリあるのだから、一枚分挽き板を割るのに、一枚分を粉にしているのだ。しかも仕上げの分厚く挽くから、歩留まりは50パーセント以下と半分以上を粉にしてしまう。


いろいろな人のいろいろな意見があるが、僕は一つにとらわれずに、自由に自分の思うように材料を使って家具を作っていきたい。

2011年3月3日木曜日

扉の芯

ようやくIFDA試作も塗装の2日目。明日にはワックス塗って仕上がる構え。
長かった、苦労した。

そしてこの仕事、無収入みたいなもんだから、先月の支払い終わったら資金がギリギリ。ヤバイぜ。


ということで通常作業に復帰。
実はケガ後には体調壊して数日間出力低下だった。

なので、だいぶ前に本体を仕上げてあった玄関収納の扉をこれから製作。


まずはフラッシュの芯切り。
そう、扉は狂い防止と、丁番の負荷軽減のためにフラッシュ(中空芯)構造。


 
これが芯にする原板。ポプラのLVL(単板積層材)。



それを昇降盤で一本づつ割る。うちにはリップソー(自動送り付きの縦挽き用丸鋸盤)とか無いから。


最後は危ないから押し棒使って。
ちなみに、この押し棒が途中で折れるってこともありうるわけで、そしたら手が鋸に一直線。

そんな事故やったひとを2人も知ってる、気をつけよう。


LVLの断面。繊維方向に平行に積層してあるのがわかる。
これが狂いにくくて扱いやすいのだ。安い材料ではないけれど。


そのご自動鉋盤で厚さ決め。


この後は、長さを切って梯子状に組んで、ボンドつけて表と裏に化粧ベニヤを挟んでプレスで接着、写真撮るの忘れてもう今はプレスの中。

写真に人物が映っているほうが親しみをもってもらいやすいと思って、自分で三脚使って撮影してるのですよ、結構大変!
だから毎日このブログを見てね、皆さま。